2016(平成28)年1月5日 三鷹の森ジブリ美術館

三鷹の森ジブリ美術館
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-1-83 電話0570-055777 http://www.ghibli-museum.jp/

2001年に設立された、東京都三鷹市立のアニメーション美術館。「迷子になろうよ、いっしょに。」がキャッチコピーの不思議で楽しい美術館です。宮崎駿氏のスケッチを元にデザインされた建物で、ここは美術館であると同時に、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーとして世界のアニメーション映画の配給やテレビ放送も行っているのだそうです。

当日美術館に行けばよいものとばかり考えていて、昨年の暮れに本当は行きたかったのですが、とうとう今年になってしまいました。まずは、LAWSONで指定日と入場時間(10時、12時、14時、又は16時)を予約し、それを持って美術館に向かいます。JR中央線の三鷹駅から徒歩でも行けますが、バスも出ています。

下の写真が入り口。到着するともうたくさんの人が並んでいました。入場券はジブリ映画のフィルム3コマをしおりにしたものです。エントランスホールの天井は、一面にジブリのキャラクターが描かれたフレスコ壁画で飾られています。常設展示室ではアニメーションがどのようにして作られるのかの紹介や、昔のアニメの原画、制作スタジオの様子に加えて、これまでのジブリの作品の絵コンテなどが展示されています。
『となりのトトロ』のネコバスルームには、子どもたちがたくさんいて、ネコバスの中に入って遊んでいました。『天空の城ラピュタ』のロボット兵は屋上にいます。図書の閲覧室では、ジブリ関係の書籍が読めますし、購入もできます。

三鷹の森ジブリ美術館 入り口

三鷹の森ジブリ美術館 『天空の城ラピュタ』のロボット兵は屋上にいます。

映像展示室「土星座」では、ジブリの映画を見ました。ここに入場するのにも、並んで待たなければいけません。やっと入場したたくさんの親子連れの方と一緒に短編のネコバスの話を鑑賞しました。子どもたちは、キャーキャーと言いながらとても楽しんで見ていたようですが、私はと言えば、夢があってしかも迫力あるアニメの映像に感動し、また現実にはありえないストーリーのはずなのに、なぜか心打たれて涙が出るほどでした。企画展示もいろいろ行われていて、私が訪ねた時は「幽霊等へようこそ展」でした。

大学で学ぶ留学生たちの多くが、ジブリ美術館の見学を楽しみにしている理由がわかりました。それにしてもどうしてあんなに「ネコバス」に感動したのか?本当に純粋で美しいものに触れることができた感動でしょうか。

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